中国の経済 2
共産党支配下の中国の歴史は、右へ行ったり、左へ来たり・・・
きわめて政治的に不安定な歴史でした。
実務派官僚が近代化政策を推進すると、それに対する思想重視派の反動で、整風運動などのイデオロギー的な締めつけが激しくなります。
そして、しばらくすると、その反動にたいして近代化の波が起きるといったジグザグのくり返しです。
中国に多大な混乱と流血をもたらしたあの文化大革命も、毛沢東を中心とする思想派が劉少奇を中心とした実務派に対して仕掛けた権力闘争であり、四人組裁判はその思想派に対して実務派がおこなった報復劇でした。
こうした明日はどうなるかわからないという状況の中で生きている中国の農民は、基本的には生活がよくなればいいのであって、イデオロギーなどどうでもいいというのが正直なところでしょう。